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食べることで鳥獣被害の削減に貢献できる!?「ジビエ料理」が注目されている背景

いすゞエルフ:食べることで鳥獣被害の削減に貢献できる!?「ジビエ料理」が注目されている背景
※写真はイメージです
グルメ業界では数年前から「ジビエブーム」がじわじわと広がりをみせている。ジビエとは、シカやイノシシ、キジバトなどの野生に生息する鳥獣の肉の総称。家畜とは違って山野や空を自由に動き回っているので、脂肪分が少なくヘルシーなのが特徴だ。では、どれくらいヘルシーなのか?日本ジビエ振興協会によると、「シカ」のカロリーは100gあたり440キロカロリー。対して「牛肉」は465キロカロリーとなる。脂質では牛肉は16.0gだが、シカは11.4gとなる。それだけではない。タンパク質は牛肉が78.4gにつきシカは82.4g。鉄は牛肉が10gにつきシカは17gと、ヘルシーなだけではなく、栄養分も豊富なのだ(※)。

ジビエは若干の臭みがあると言われているが、品種改良等が一切さ
れていないので、調理するときに血抜き等の処理をしっかりすれば、クセもなく美味しく食べることができる。

ところでなぜ今、「ジビエ」が注目されているのか? その背景にあるのは、野生のシカやイノシシが畑や作物を荒らす、深刻な農作物被害だ。平成24年の調査結果によると、野生鳥獣による農作物の被害総額は230億円。主な原因は野生の鳥獣が増えすぎたことにあるが、大きな原因は鳥獣を捕獲する狩猟者が減少したことや、地方の過疎化により、人がいない耕作放棄地が増加したことなどが影響している。

つまりジビエを食することは、回り回って鳥獣による農作物被害に頭を悩ます農家の方たちの役に立つのだ。さらに捕獲した鳥獣を地域資源にすることで、地域の経済活性化にもつながる。現在、捕獲した鳥獣はほとんど焼却処分され、食用になるのはわずか5%。農林水産省では2019年までに食肉利用率を30%に引き上げることを目標としている。最近はファーストフード店やレストランなどでもハンバーグやカレー、ソテーなどのジビエ系のメニューを多数見かける。それを後押しするためにも、ぜひジビエ料理に興味を持って、積極的に食してほしい。
※日本ジビエ振興協会
http://www.gibier.or.jp/gibier/meal/